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トリプル高とトリプル安って為替と関係あるの?
- カテゴリ:Q&A
- 更新日 : 2014/07/08
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たまにトリプル高とかトリプル安という言葉を耳にします。どういったときに使われるのでしょうか?バイナリーオプションでも、それを参考にできるでのしょうか?
まずはトリプル安、トリプル高がどういったものなのかということなのか簡単にお答えさして頂きます。「株価」「為替」「金利」です。これは=日本経済という形で表せます。この3つが全て同じ方向に値動きするというのがトリプル高とトリプル安になります。予想はしやすいのですが、いつまでも同じ方向に動くことはなくいずれどれか一つが下がり始めます。為替が上がる傾向が分かるという事はバイナリーオプションの投資でも役立つ情報になると言えます。
いくつか理由としてありますが主な理由をお話させて頂くことにしましょう。
大事な部分は株価と為替の連動性です。一般的には日本経済が好調なときに円高、株高に連動して進みます。逆に不調な場合は円安、株安に連動します。ただし一概には言えない部分があり、それは海外投資家の動向に注意しなければいけないという事です。
もし、アメリカの企業が日本の株を買おうとするとき、もちろんですが米ドルでは買うことはできません。一度円に両替をする必要があります。つまりはドル売りの円買いになりこの流れが景気にも影響を与えます。このように円高による為替差益が産まれることによって、投資家の投資収益自体も大きくなり一層投資意欲が湧いてくるということになりこの流れが一層加速することもあります。
逆に売る場合は株を売った後に円を米ドルに変えるので円売りのドル買いという形になります。この場合経済の低迷が疑われます。
頭に置いておかなければいけないのは国外の投資家だけで国内の投資家もいるということです。国内の投資家は海外への投資が積極的になります。そうなると円を売って、他通貨を買い投資を行います。そうなると円安の傾向が強くなるというわけです。
しかし、必ずしもこの通りではないということは覚えておいてください。
もうひとつの例外は円安の時ほど株高になるという場合です。どうしてそうなるかというと、日本は輸出産業が中心ですので円安が進めば進むほど輸出産業への期待が上がる。それに伴い株価も上がるというわけになります。
金利はどちらかいうと景気そのものに左右されやすく、景気が回復するときや好景気の時に金利が上がる傾向にあります。為替もこの時に反応して上がることもあるのでそこにはチェックをしておいてくださいね。
私の結論としては、トリプル安やトリプル高のときに為替の変動は見られますがどちらに動くかと言うのはその時の状況によるということになります。もしその際に取引をするのならしっかりと状況を判断して、市場の流れを判断していかなければなりません。予想することは大事ですが決めつけること無く柔軟な姿勢で取引に臨み少しづつ利益を増やしていきましょう。