海外バイナリーウォーズ！

為替の動きを予想するときにどういう場所、時間にアンテナを張って情報を掴めばいいかわからないとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。最初はわからなくて当然なので焦らなくても大丈夫です。ですが取引をするにあたって動く確率が高い時というのはあります。

普段からニュースのチェックも必要ですが、いつ、頻繁に取引が行われていてどういったことが起こった時に為替がどう変動するのか、今回はいくつかご紹介さして頂きます！

最も外貨為替市場が活発な時間帯はどこかを知ろう！

24時間世界のどこかで開いている外貨為替市場ですが、一般的に最も活発に為替が変動する(取引が行われている)のは日本時間で21時から翌朝の2時までになります。これはNY市場とロンドン(欧州)市場が同時に開いている時だからです。日本の市場ではなかなか動かなくてもこの時間に大きく変動するということもあるので、この時間帯に取引にチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

経済指標の発表は見逃さない！

内容にもよりますが非常に高い確率で為替が動くのが経済指標の発表です。ここでは特に動きがあるであろう経済指標を紹介さして頂きます。

アメリカの雇用統計（非農業部門雇用者数）

この発表はアメリカの経済指標の中でも重要度が高く、為替の相場が動きます。そしてなにより月に一度発表されるところがポイントです。他の経済指標の発表も重要なものが多いですが、四半期に一度の発表などが多く、事前の情報量も多くなってしまって最初は情報の整理がしにくい状況になる可能性が高いです。バイナリーオプションの良い所である、上がるか下がるかの予想すらも難しく感じてしまうでしょう。

ですので、ひと月に一度のアメリカの雇用統計（非農業部門雇用者数）の発表時は注目しておいた方がいいのではないかと思います。

自然災害、戦争の勃発なども為替には影響を与えます！

日本で戦争が起こることはまずありませんが、アメリカが戦争に参加したり大規模なテロが起こるとドルが売られ、円やスイスフランが買われる傾向があります。9.11発生以前は「有事のドル買」と言われることが多かったのですが、9.11発生以降は「有事のドル売」傾向が強くなり、大きな値動きが起こりました。

つまり、現在は有事の際は米ドル安、円高傾向にあり。戦後はドル高になる傾向があるということです。

大規模な自然災害が起こった時はどうなのか、東日本大震災時に日本は円高になりました。災害が起こった時リスクを回避するために円が売られそうですが、そうはならなかったのです。

悪い事が起こると円買いに、スイスフランにも円と似た動きがあります。一概には言えませんがそういった風潮が出てきています。

まとめ！

チャンスをしっかりと掴めるように、月に一度のアメリカの雇用統計（非農業部門雇用者数）発表時は為替の変動があるものと思って行動しておくことで、臨機応変に対応できると思います。

大規模な自然災害が起こる事というのは、予想し難いのでどうしても後手になってしまいます。バイナリーオプションでしたら後手になっても流れに乗ってという投資の仕方でもタイミングが良ければ成功するかもしれませんが、リスクが大きい時には投資をしないのも有りだと思います。損失を抑えることも重要な戦略ですので、しっかりと見極め利益を少しずつ増やして行きましょう！