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初心者講座 NISAとバイナリーオプション
- カテゴリ:バイナリーオプション初心者講座
- 更新日 : 2014/07/30
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NISA(ニーサ)は「少額非課税制度」の通称です。日本において株式や投資信託の投資に対して年間100万円を上限に非課税にする制度になります。口座の開設期間が2014年から2023年までの10年間となっています。
どうしてNISAができたのか
証券優遇税制の廃止に伴い始まったのがNISAです。イギリスで実施されているISAをモデルに作られた制度で、名前は公募でNISAに決定。
証券優遇税制では10%だったものが2013年いっぱいで撤廃となる時に入れ替わるよいに開始されたのですが、NISA口座開設前に持っていた証券は移動できない。口座は複数持てないなどと少し不自由に感じる部分が多い印象が拭い切れないイメージはまだあります。
利用者の60%が60代以上の人という部分と20代と30代が10%前後で、この状況を見ると高齢者を狙った制度であったのは間違いないのではないかと疑いたくなるような比率です。
NISAの特徴
NISAの特徴としては、1番の特徴で魅力はやはり年間100万円までの投資での所得が非課税になることです。年間で100万以上の利益になる取引をする人が個人の一般投資家にはなかなかいないので、貯蓄から投資の流れを止めないための救済措置と言っても過言ではないのではないでしょうか。
もうすこし緩和された内容だったなら若い年代からも支持されたのではないかと思えるだけに残念です。
落とし穴の様な部分もありますが、内容的には十分だったのではないかと思います。実際に、開始から3ヶ月で650万口座開設され一兆円ほどの金銭が動いた事実もあり、いままで循環のなかった資産を動かした部分には大きな力を感じずにはいられません。
NISAでどういった効果を狙っているのか
金銭を貯める意識が強い高齢者が持っている金銭を動かす目的があるのではないかと言われています。どうしても停滞しがちな貯蓄になってしまうので動かして景気を活性化させる狙いもありこのまま順調に進むなら日本経済に新しい資金の循環を生むのが狙いではないでしょうか。
まとめ
残念なのは、その中にバイナリーやFXなどの為替の取引が入っていないことですが、日本の景気がよくなるのはいいことです。試算では5年で60兆円近くが株へ投資されるのではないかという試算が出ていて、もし本当にそうなれば景気の回復は順調に進むかもしれませんね。
為替の取引がどうして含まれなかったのかを考えてみると短期的な投資が多く景気の回復に直接影響力が少ないから、というのが大きいのだと思います。
ですがこういった取り組みで景気がよくなればもっと投資をする機会が増えると思うので増やしていってもらいたいですね。簡単な説明になりましたがNISAについて少しでもわかって頂けたのなら幸いです。